市会本会議で9月25日、横浜市公園条例の一部改正案が可決し、成立した。同条例の改正は受動喫煙対策を進めることが目的。現在2724カ所(3月末時点)の市立公園内では周囲に受動喫煙を生じさせないように配慮義務が課されているが、2025年4月の施行後は全面禁煙となる。巡回指導を行い、公園内での喫煙は5万円以下の過料となる。
市の担当者によると、昨年夏に行ったアンケート調査で、公園利用時に「喫煙で迷惑と感じたことがあるか」の問いに対して「よくある」「たまにある」と答えた人が全体の約6割だったという。この結果を受け一部の公園で禁煙を試行。このほど発表した市民意見(今年4月から5月末まで募集)の結果でも、公園での全面禁煙を望む意見が全体の6割を超えたことを公表した。
周知を徹底
市は今年度末までに自治会・町内会や公園愛護会などと連携して広報を進めるほか、SNSや広報紙を活用した周知活動を行う考えだ。また、一目で禁煙だと分かるように公園にピクトグラムを設置するなどの対策を検討するという。
市の担当者は「公園は多くの人が憩う場所なので、誰もが安心して過ごせる環境作りを今後も進めていきたい」とした。
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