山内小学校6年生はキャリア教育の一環で、11月に職場体験を行った。コロナ禍の影響もあり、地域学習の機会が少なかった現6年生。中学校進学やその先に向けて自身や将来を見直すと同時に、地域交流にもつなげる目的で、同校で初めて実施された。受入れには近隣の飲食店や銀行など46事業所が協力し、児童は各々振り分けられた職場を2回体験した。
取材したのは2回目の11月29日。肉料理専門店カルネの星あざみ野では、児童2人が開店準備などを体験。児童の1人、軽部大貴さんは「フロアの準備も意外と時間がかかって大変」と話していた。横浜マイスターにも選ばれた陶磁器絵付師の大木しのぶさんのアトリエでは、4人の児童が皿の絵付けやラッピングを体験。企業とは違ったデザイナーならではの難しさを学んでいた。
同校の久保田康介教諭は「みんな生きいきした表情で体験先から帰ってきた。普段経験できない充実した時間だったのでは。学校外での地域との交流や多くの人に支えられているという学びにもなれば」と話していた。
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