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青葉区版 公開:2017年12月14日 エリアトップへ

青葉区を拠点に活動するボランティア団体「Learn&Laugh」の代表を務める 橘 峻さん 藤沢市在住 27歳

公開:2017年12月14日

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つながりの架け橋に

 ○…人との関わりの大切さや楽しさを伝えたい――。子ども向けのイベント参加や企画を通じて幅広い世代のつながりを広げたい、とボランティア団体を立ち上げた。「Learn&Laugh」の名前通り、テーマに据えるのは学びと楽しみ。「互いに刺激を受け学び合える場になれば。参加者はもちろん運営側も楽しくないと」と目を輝かせる。

 ○…にこやかな笑顔からは想像もつかないが「本当に人見知り。数年前まで人と話すのが苦手だった」。幼い頃から引っ込み思案で泣き虫。田んぼに囲まれ隣の家まで100mという長野県松本市の豊かな自然の中で育ち、小学校も2Km先。「友達よりカエルやザリガニと遊んでいた」少年時代だった。小3の時に藤沢市に越し、神奈川県民に。高校進学後「厳しかった」という家庭に反発し3カ月間家出した経験も。「後先考えずに飛び出して野宿したり。家族にも心配をかけた」と頭をかく。高校は中退し、大検を取り短大へ。現在は保育士7年目になる。

 ○…2年前、友人の誘いで子どもと大人が協力してお化け屋敷を作り上げるプロジェクトに参加したことが、青葉区との縁の始まり。青葉台の異業種交流会にも参加、自身の仕事に加えて多彩な活動に取り組む大人たちに刺激を受けた。「自分は子どもたちに何を伝えられるかな」。仕事を見つめ直す機会にもなり、ちょっとした言葉や働きかけ一つで子どもたちが大きく成長する姿を見せてくれることも知った。「関わりあうことの大切さ、楽しさを改めて感じた」、その思いは地域活動の原点でもある。

 ○…地域での集まりに積極的に顔を出し、人脈を広げる中で立ち上げた同団体には、地元商店会や店主らが力を貸してくれるという。「活動拠点の場や資材を提供してもらって。本当に助けられている」と感謝を込める。「まずは実績を重ねて、団体として信頼を得たい」。前向きな思いを胸に、若い力で奔走する。

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