なでしこリーグ1部で戦う女子サッカーチーム「日体大フィールズ横浜」を応援するPR動画がこのほど完成した。青葉台出身のウクレレ歌手HACHI(ハチ)さんによる公式応援歌のプロモーションビデオを兼ね、区内の店舗の協力を得て作られた住民参加型の動画だ。
同チームは日体大女子サッカー部を母体とするクラブチーム。昨年なでしこリーグ2部で初優勝を果たし、今シーズンから横浜市のチームとして初めて、国内トップリーグの1部に参入した。今回の動画制作は「国境のないウクレニスト」として国内外で活動し、桜台でのフェス開催など地域活動にも精力的なハチさんが中心となって進めたもの。ハチさんは1部昇格にあたり「地元発のクラブチームを地元ぐるみで応援したい」と自ら応援ソングを制作。書き下ろした楽曲「GO FOR THE VICTORY」は2月にチームの公認も下り、より認知を広めようと参加型のPR動画の制作に至った。資金はクラウドファンディングで募り、集まった27万円を活用。ハチさんは「あらゆる人に参加してもらいまちの皆で作り上げて、チームの認知やまちおこしにつなげたかった」と思いを話す。
区内各地でロケ
撮影は3月から4月半ばにかけて、青葉区内各所で実施。協力を得た桜台や青葉台、鴨志田町の店舗をはじめ、スポンサーの工藤建設(株)の建設現場などもロケ地となり、選手や商店主らが交流しながら行われた。一般参加も呼びかけ、チームの練習拠点である日体大のサッカーグラウンドで全体撮影を行い、住民含めのべ200人が協力。動画では、これらに加えてハチさんの歌唱シーンや試合の様子、選手のオフショット、区内の風景などさまざまなシーンが盛り込まれている。
4月28日、動画の公開にあわせて行われた試写会には住民らに加えて選手も参加。同チームの森田有加里選手(日体大4年)は完成した動画を見て「うれしい限り。かっこよくて感動した」と感謝の言葉を口にした。水口茉優選手(同2年)は「地域で支えられていると実感した。モチベーションが上がる」と笑顔をみせた。ハチさんは「2カ月間、まちを駆け回ってできた作品。青葉区とフィールズを盛り上げていけたら」と話す。
この動画はユーチューブで公開されている(【URL】https://www.youtube.com/watch?v=0HfmBOPzlqw)。今後はカラオケでも配信される予定だ。
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