日本体育大学=鴨志田町=の学生約40人による安全・安心パトロール隊が5月31日に結成された=写真。学生ボランティア団体として、防犯活動に期待がかかる。
区内では自治会町内会を中心に約130団体がパトロール隊として登録されており、各地で見回りを行っている。大学生では国学院大学柔道部が2011年から活動しており、今回が2団体目。
青葉警察署の講堂で行われた結成式では、日体大の学生支援センター健志台事務室の増岡啓彰事務長が「我々に何かできないかと考え、安全安心のまちづくりのために結成した」と説明。学生らは青葉防犯協会の松澤孝郎会長からパトロール用のビブスを贈呈された後、研修を兼ねて警察官同行の下、市が尾駅周辺のパトロールを実施した。今後は、キャンパス周辺の鴨志田町内会や鴨志田緑自治会と一緒に防犯パトロールを行うことを想定しているという。
隊員となった保健医療学部救急医療学科4年の井出悠平さんは「未来ある子どもの事故や犯罪のないように活動したい」と抱負を語った。警察官志望ということもあり、「地域との関わりを大切にしたい」と話していた。同署の山本哲治署長は「若い学生が防犯活動を行っているまちは、意識が高いまちとして犯罪の抑止につながる」と期待を込め、「この取組を区内にあるほかの大学に広げていきたい」と語っていた。
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