青葉区と玉川大学は7月7日、区役所で「ミツバチと一緒に考えよう!青葉の環境」をテーマにした区民向け講演会を開催した。
青葉6大学連携事業の一環として企画されたもの。ミツバチは花粉や蜜の採取のため、花の受粉を手助けする循環型生物。花を育てることはミツバチを守り、環境美化に繋がるとして、環境への意識向上と区の魅力アップを図ることが狙いだ。
当日は地域住民など100人以上が参加。講師は同大ミツバチ科学研究センターの中村純教授。中村教授は区の状況やミツバチが好む花などを紹介しながら、「緑が多いだけではミツバチはやってこない。花粉と蜜が取れる花を育てることが大事」と説明。また「花が好き。でも虫は嫌いという意見もあるが、花にくるミツバチに危険は少ない」と話し、「まずは身近な場所を歩き回り、ミツバチなど人間以外の営みを感じてほしい」と語っていた。
奈良町在住で花壇を作っているという山田健一さん(70代)は、「ミツバチにとって好む花、好まない花があるなど、とてもいい話を聞けた」と満足そうに話す。
区では今後「青葉ミツバチプロジェクト」としてミツバチを「知る・学ぶ・体験する」講座やワークショップなどを行うほか、他事業とも連携して花を育てる人を増やしていきたいとしている。
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