新石川にある浄土真宗本願寺派影顕山西勝寺(南本聡乗(そうじょう)住職)で9月29日、報恩講として宗祖讃仰作(しゅうそさんごうさ)法(ほう)(音楽法要)が初めて行われた。当日は檀家100人以上が集まる中、メロディとともにお経が唱えられた=写真。
同作法は2011年から12年に行われた親鸞聖人750回大遠忌法要の際に制定されたもの。しかし、住職1人で行うには難しく、また、ピアニストが必要なことから神奈川県下でもほとんど実施されていない。南本住職は「檀家の皆さんに普段は聞けないお経を聞いてほしかった」と導入の経緯を語り、また、ジャズピアニストの滝本博之さんの演奏協力も得られたことで、初開催に至ったという。
当日は南本住職を含め、7人の住職らが参加。音楽法要の後には本願寺布教使の宮本義宣(ぎせん)さんの法話も行われた。南本住職は「檀家さんからも『良かった』との声も聞けた。無事に終えられたのは周囲の協力があったからこそ」と話す。
同寺では来年以降も9月最終土曜日に報恩講として音楽法要を実施していく考えで、南本住職は「来年は女声コーラスも含めてできたら」と思いを語っていた。
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