神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
青葉区版 公開:2018年11月1日 エリアトップへ

なでしこリーグ1部最終戦のマッチスポンサーで「遊楽部(ユーラップ)」グループの代表を務める 瀧坪 勝男さん 大場町在住 74歳

公開:2018年11月1日

  • X
  • LINE
  • hatena

「床屋」ひとすじに半世紀

 ○…地域で理容室を営み半世紀。その節目に、なでしこリーグ1部で戦う地元サッカーチーム「日体大FIELDS横浜」の最終戦で冠スポンサーを務める。その名も「遊楽部(ユーラップ)グループ創業50周年記念マッチ」。「淡々とやってきた50年、長年の縁がある地で『記念』として扱ってもらえる。本当にありがたい」としみじみ語る。

 ○…北海道今金町の出身。中学を卒業して働きに出る兄たちを見て育ち、自身も同級生と2人、15歳で故郷を発った。親元を離れ住み込みで働くのが当然の時代。歯科技工士を目指すはずだったが「高卒以上」の条件が気になり、隣の理容室の門を叩いたのが始まりだ。「床屋という職業自体初めて知って驚いた。田舎では親がバリカンで刈っていたから」と頭をかく。

 ○…24歳で独立後、地域のためにできることを模索するように。「地元相手の仕事。どうしたら還元できるかな」。市ケ尾に出店した時は、商店会皆で地域を盛り上げようと花火大会を企画。資金集めに苦労し、実現した時は「嬉しくて泣いちゃった」。商店主は皆同世代で若く、「エネルギーがあった」と懐かしむ。現在は横浜あおばライオンズクラブに所属。「お金より地域のために動くこと」を信条に、日々奉仕活動にも取り組む。

 ○…都会に出る前の思い出にと、親族と登った故郷の山の名をつけた理容室は今や4店。息子たちに1店舗ずつ任せ、夫人と本店を守る。それぞれ個性を発揮する息子たちの店づくりに目を細める一方「うちは入りやすさが一番」と屈託なく話す。向こう三軒両隣、声をかけあう暮らしの中に店がある。「お客さんとまずはお茶飲んで喋って、ぼちぼちやろうかって。そんな感じ」。床屋という仕事で地域に恩返しできたら、と穏やかに笑った。

青葉区版の人物風土記最新6

宇多(うだ) 範泰さん

4月1日付で青葉消防署長に着任した

宇多(うだ) 範泰さん

旭区在住 53歳

4月18日

加藤 良次さん

4月に横浜美術大学の新学長に就任した

加藤 良次さん

青葉区在勤 66歳

4月11日

鎌田 純さん

3月19日付で青葉警察署の署長に着任した

鎌田 純さん

市ケ尾町在住 58歳

4月4日

桑名 俊二さん

学校歯科医を45年間務め、このほど定年となる

桑名 俊二さん

美しが丘在住 75歳

3月28日

山本 章さん

3月20日で設立1周年を迎える社会福祉法人「あおばの実」の理事長を務める

山本 章さん

桂台在住 78歳

3月14日

宮原 洋明さん

中里地区青少年指導員の会長としてヒコーキ大会の運営にあたった

宮原 洋明さん

大場町在住 68歳

3月7日

永代供養・合祀墓は4万円から

納骨にお困りの方「眞宗寺」の永代供養墓は後々の費用なし、生前申込・改葬代行

044-965-0965

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月1日0:00更新

  • 10月19日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

青葉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

  • 悠先生のちょっと気になる目のはなし

    「緑内障で併用してはいけない薬について」 コラム【33】

    悠先生のちょっと気になる目のはなし

    4月11日

青葉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook