さつきが丘地域ケアプラザで、住民と同職員によって今年の5月に結成された「地域劇団さつき」。11月29日に同ケアプラザで行われる防犯講座で、公式デビューを飾る。
同ケアプラザでは元々、年2回の権利擁護の講座の中で認知症などをテーマに職員が寸劇を行うことがあったという。その寸劇を、今回から地域住民と一緒に披露することで、より多くの人に見てもらい、身近な問題として理解を深めてもらおうとしたのが、劇団結成のきっかけだ。
メンバーは青葉区内の住民11人と職員3人。29日の防犯講座に合わせ、「オレオレ詐欺」と「還付金詐欺」をテーマにした2つの寸劇を練習してきた。小道具等もメンバーが手作りし、台本も職員と協力して作成。寸劇を通して区内で多発する詐欺被害の注意喚起を行う。
講師で演技にも参加する中村康男さんは「目で見て耳で聞いて詐欺の実態を知り、どうすればよいか考えてもらえれば」と話す。講座は午後1時半〜3時。申し込みは同ケアプラザ窓口又は電話【電話】972・4769へ。
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