消防出初式 放火されない環境作り目指す 近隣住民ら約1500人が来場
新春の恒例行事、緑区消防出初式が8日、十日市場町の消防訓練場で実施され、約1500人が来場した。
晴天に恵まれた当日は、緑区郷土芸能保存会が獅子舞を披露し来場者の健康などを祈願。式展では、一般消防功労者や消防団員の表彰などが行われた。
演技では、十日市場中学校吹奏楽部の生徒45人による演奏をはじめ、車両分列行進、操法展示などを実施。総合演技や一斉放水では、会場から歓声が沸き起こっていた。その後は、消防車両の展示や子ども用防火衣の着装体験などが実施された。また、会場では甘酒などが振舞われた。
渋谷豊美緑消防署長は「昨年区内で発生した火災は49件で一昨年と比べ6件の増加という結果でした。放火(疑いを含む)も15件と7件増加しております。放火されない環境を区民の皆様と一緒に作り上げていき、その結果1件でも火災が少なくなればと思います」と話した。
また、家族で会場を訪れていた村田啓さん(十日市場町在住)は「初めて見に来たんですが、正月らしくていいですね。子どもたちも楽しみにしていたようです」と話した。
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