今月20日(日)に愛知県名古屋市で行われる、高校生以下を対象とした太鼓演奏の全国大会「第13回日本太鼓ジュニアコンクール」((財)日本太鼓連盟主催)に、区内で活動している打鼓音(だこおん)ジュニアが初出場する。現在は大会を目前に控え、練習にも熱が入っている。
打鼓音ジュニアは、学校法人国際学園星槎(せいさ)高等学校が、地域で開催している太鼓教室に通う小学4年生から高校3年生で構成されている。メンバーは約25人でほとんどが区内在住だ。
35都道府県より激戦を勝ちあがった46チームが出場する全国大会には、選抜メンバーで挑む。5位までの上位入賞チームには内閣総理大臣賞などがおくられるが、これまで神奈川県勢の上位入賞実績はない。同チームは、昨年10月の県予選会で勝負した自由曲の”流打(なだ)れ”に更なる磨きをかけて初出場での入賞を目指す。
指導者の渡邊晃伸氏は「雪の雪崩をイメージして作曲しました。音だけではなく目でも楽しめる曲になっています」と話している。
練習は、放課後や週末を利用し星槎高校を拠点に行われている。合宿なども行い、チーム内の結束や技術などを強化してきた。
リーダーとしてメンバーをまとめる山本大貴くん(市ヶ尾高1年)は「出るからには勝ちたい。みんなの気持ちを一つにして本番では良い演奏ができるようにしたい」と意気込みを語った。初出場チームの大舞台での活躍に期待が集まる。
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