緑区版 掲載号:2011年3月17日号
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今月1日、青葉区に開所した「あおば地域活動ホーム すてっぷ」所長 纐纈(こうけつ)孝義(たかよし)さん 区内在住 60歳

一歩一歩、踏みしめて

 ○…60歳のフレッシュマン。「通勤に使うのが憧れだった」という田園都市線に揺られて新しい職場へと向かう電車の中では「毎朝新鮮な気持ちになれます」と微笑む。「道しるべに」と青葉台駅や街角に職員を配置させ、自身は施設の玄関に立ち来館者を出迎えた開所日。人々が目の前にやってくると、不安や緊張がほぐれ、施設がゆっくり街中で動き始めたことを実感した。「急がず、ゆっくり街に入り進んでいきたいと思います」。『すてっぷ』と住民が名付けた施設とともに新生活をスタートさせた。

 ○…前職は35年間、障がい者支援などを担当してきた横浜市職員。20年以上勤めた緑区役所時代には、事故で失明・身体障がいとなった青年に再び”生きる希望”を与えようと、毎日のように足を運び語り合った。「じっくり歩み寄り、人と向き合う」。今もなお原点に立ち返らせる出会いだった。当時は青葉区奈良町や若草台など青葉台周辺の保育園で入所手続きを担当したことも。「この歳になって、縁のある街で再び出会いが作れるのは幸せですね」と明かす。

 ○…「この坂を息を切らして上るようになってしまったらダメですね」と苦笑い。丘の上にある施設。出勤時には毎朝、せっせと坂を上り青葉台の街が見渡せる頂上を目指すのが日課だ。退勤時の下り坂途中には、ジムのマシーンで懸命に走る同世代の人々の姿が。ご長寿全国1位の青葉区を実感する一方、「僕は地道にこの坂道を上っていくことで健康につなげられるかも」。鶴見川沿いでの犬の散歩とともに、新しい健康法につながりそうだ。

 ○…施設では毎日、香ばしいパンが焼上がる。障がい者の人々が日中、工房でパン作りに奮闘する姿を見ると、「地域の方々に届けられるように頑張ろう」との思いが強まる。パンの名店が多い青葉区。「いずれは”美味しいから買う”と言われるようなパンを広めていけたら」。じっくり、地道に施設の毎日を見つめる。
 

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