霧が丘在住の岩田亨さんがこのほど、自身が詠んだ短歌をまとめた歌集「オリオンの剣」を角川書店から出版した。平成17年出版の「夜の林檎」に続いて第二歌集となる。
今回の歌集は、約6年の間に短歌大会などで入賞・入選した作品などを中心に厳選された内容となっている。「以前よりも作品が良くなっている事が私自身実感できましたし、大学時代の先輩から、まるで短編小説を読んでいるようだという声ももらって嬉しかったです」と出版の喜びを話す。
現在は、会員の作品を短歌雑誌として創刊する活動を行っている「運河の会」と「星座の会」に所属。月に1回、かながわ文化センターのほか、地元霧が丘で短歌講座の講師としても活動している。
岩田さんは日々の出来事を短歌で表現し続けるかたわら、自身が管理するブログを更新し続けている。
「短歌は習練を重ねることで喜怒哀楽を素直に表現できるのが魅力。今は短歌が生活そのものになっています。これからも短歌を詠める喜びと希望を胸に詠み続けていきたいです」と今後の抱負を語っている。
問合せは角川学芸出版(【電話】03―3817―8536)まで。
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