区内にキャンパスを構える学校法人堀井学園横浜創英短期大学(小島謙一学長)が来年4月に4年制大学の開学を目指し、現在、文部科学省に申請を行っている。順調に審査が進めば、10月には認可がおり、開学が決まれば区内では5校目の4年制大学となる。
同短期大学は、1989年(平成元年)4月に情報処理学科を設置し開学。2007年には3年制の看護学科を増設し、現在は、情報・看護の2学科がある。
学校法人堀井学園は3月、文部科学省に大学新設を申請。10月まで数回の審議会が実施され、審議が通れば10月末には設置認可がおりる予定だ。
看護学部、教育学部を設置
今回の申請で、同法人では大学名を『横浜創英大学』としている。看護学部看護学科と、教育学部幼児教育学科を設置する方針だ。入学定員は各学部ともに80人を予定している。
看護学部は短期大学時の看護学科3年制カリキュラムをさらに専門性の高い4年制にし、教育学部では、幼稚園教諭などの資格が取得できる。
「現在の保健、医療、福祉の現場は、高度化が進んでいる。より専門性の高いスキル、知識を4年かけて取得することで、社会のニーズに対応した人材を育成していきたい。また、複雑化する子育て環境にも対応していきたい」と同法人では今回の4年制大学新設申請について話している。
なお、大学設置認可がおりた場合は、平成24年4月入学の短期大学生募集は行わないとし、現在の短期大学生が卒業した時点で短期大学の廃止を予定している。
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