日本最古の様式といわれている穴窯が、区内白山高校に設置されている。
穴窯は薪を使うため、薪の灰が作品に自然に降りかかる。そのため、置く場所によって全く違った焼き上がりを見せる。
同校では毎年、穴窯で美術科コースの生徒や美術部員らを中心に、陶芸作品を製作。今年も4月下旬から5月にかけて行われた。
作品を焼き上げる工程では、4日間焼き続け、その間、生徒や職員らは学校に泊まり温度調節を行った。窯から作品を出す「窯出し」の作業では600の作品を見て、生徒らは喜びをあらわしていた。
同校の竹田一宏教諭は「白山高校の伝統行事の一つです。次回は夏休みの8月19・20・21日に行う予定ですので、ぜひ地域の方々にも見学に来て欲しい」と話している。
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