横浜緑ロータリークラブの2011〜2012年度会長 北原 弘文さん 旭区在住 53歳
奉仕の心で親睦の輪育む
○…ロータリークラブへの入会は37歳の時だった。生命保険会社に転職し3年が経った頃、先輩から紹介されたのがきっかけ。「色々な企業の社長さんの考えを理解したかったのと、”職業奉仕”という考えに共感を持ちました」と話す。7月1日付けで横浜緑ロータリークラブの会長に就任。若い会員も増えてきておりロータリークラブの理念をじっくりと伝えていく。
○…会長として掲げるテーマは親睦。3月の大震災を踏まえ、昼の例会を10月までの期間月2回、夕涼み例会にする予定。節電対策にもなり、仕事終わりに参加できるため、昼間に比べ時間に余裕ができ「更に親睦を深められる」との狙いもある。自身が2000年に社会奉仕委員長として企画した”子ども移動動物園”は毎年秋の緑区民まつりに定着。継続的に区民とつながりが保たれている事を喜ぶ。
○…機械いじりが好きで手先が器用な少年だった。「材料を買ってきてモーターを組み立てたりしていました」と当時を思い返す。高校と大学では弓道部に所属。無の境地で36センチの的を狙い続け、3段を取得。大学卒業後は幼少期から思い描いていたエンジニアの道へ進むが18年前に転職。年間150件を超えるコンサルティングを手がける生命保険の仕事に就いてからは「出会いを大切にするようになりました」と話し、人との絆を深めてきた。
○…現在の会員数は38人で、内女性は一人しかいない。「女性ならではの考えをクラブに反映させるために増やしていきたいです」。入会からこれまで国際大会には出席できていなかったが、会長就任を機に決意。「来年5月のバンコク大会で、国際レベルの親睦を体験してきたい」と目を輝かせた。一人ひとりがロータリアンとして高い倫理意識と誇りを持ち、地域の核になることが理想。”先義後利”という言葉を胸に、相手の為を第一に考える奉仕の心を育て続けていく。
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