左利きでもそのまま 東本郷 そろばん教室「みらい」
左手で計算する生徒
東本郷に少し変わったそろばん教室がある。
埼玉県で昭和50年にスタートしたそろばん教室『みらい』は、平成16年３月に東本郷に移転。現在は小学１年生から中学３年生までの約80人の生徒を夫婦で指導している。注目したいのは、現在６人通っている左利きの生徒が利き手でそろばんをはじいている点。同教室の田中英勝さんは「ほかの教室では左利きでも右手ではじくように教えていると思います。上の位から計算していくので先の位が見えるのがメリットです」と話す。左利きの生徒に対しての指導方法は、田中さんが小学生の時に教わったという”先珠（サキダマ）”という計算方法。現在は後珠（アトダマ）という計算方法での指導が主流となっており「スムーズに指が流れるので早く計算できるんですよ」と、先珠の特徴を話す田中さん。
現在４級取得に挑戦中の中村美衣さん（東本郷小４年）は「最初は覚えるのが大変だったけど馴れてきました」と話す。これまで、１年２カ月で準一級を取得した児童もいる。また、「音読」や「積み木パズル」などを通してユニークな指導を行っている。
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