長津田地区センター(西窪一司館長)は今月20日から、区内の障がい者地域作業所などで作られたパンの販売をスタートさせた。
この取り組みは、同地区センターの指定管理者である(株)清光社が、社会福祉活動の一環として緑区内でパンやクッキーなどを製造している社会福祉法人やNPOらに声を掛け実現した事業。販売団体は「愛」「ぷかぷか」「あしたば工房」。
障がい者を含めた地域コミュニティ形成のほか、生活環境向上などが目的で、自主事業として同団体らが地区センターでパンなどを販売するのは市内でも初の試みとなる。
西窪館長は「市民活動の場である地区センターを通じて、障がい者の方の活動を理解して頂き、施設利用者と触れ合う良い機会になるのではないか。これまで当館を利用したことのない周辺住民にもこれを機に足を運んでほしい」と期待を寄せている。
販売日時は、月曜(正午から13時まで)・水曜(11時半から13時まで)・金曜(10時から正午まで)。売り切れ次第終了となる。
初日となった今月20日には、同地区センターの1階ホールにパンやクッキーなどが並び、施設利用者らが次々と購入する光景が見られた。緑のエプロンを着け販売した志村俊太さんは「自分たちが作ったパンがたくさん売れて嬉しい」と笑顔で話した。月に一度同施設を利用しているという八高和美さん(長津田在住)は「美味しそうだったので、くるみパンなどを買いました。これからも利用したいです」と話した。
8月は、8日(月)・12日(金)・15日(月)・17日(水)・26日(金)の販売予定はない。また、9月以降の販売予定など詳細・問合せは、同地区センター(【電話】045・983・4445)まで。
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