水害に備え初訓練 緑警察署 川で救命ボート使用
緑警察署は、今月2日、水害被災者救出訓練を鴨居の鶴見川河川敷で行った。現場での水害を想定した訓練は、緑警察署では初となる。
緑消防署と合同で実施された訓練は合わせて約35人が参加。鶴見川と恩田川の合流地点である、落合橋下流で避難判断水位を超え、住宅に浸水し取り残された住民を、救命ボートを使用し救出するという想定で行われた。
当日は、緑警察署で救命ボートを組み立て、現場へ搬送。緑消防署員により、川に救命ロープが設置され、緑警察署員はロープを頼りに川岸まで救命ボートを進める訓練を実施した。
また、浮き輪の投てき練習や手で漕いでの操作、実際に足を川にいれ、ボートを進めるなど、本格的な訓練に警察署員らは真剣に取り組んでいた。
緑警察署の担当者は「実際に訓練をすることで、浮き輪がどれくらい投げられるのか、救命ボートはどれくらいのスピードで進めるのかを確認することができた。訓練をもとに、水害対策を十分に行い、対応していきたい」と話している。
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