大阪府で12月に開催されるJOCジュニアオリンピックカップ第25回全国都道府県対抗中学バレーボール大会の神奈川県選抜チームに、区内在住で横浜市立緑が丘中学校(青葉区)の佐々木鴻輔、田澤光両選手(ともに3年)がこのほど選出された。
同大会は、将来のオリンピック選手発掘を目的の一つとしており、各都道府県で選抜チームを結成し、優勝を争う全国でもトップレベルの大会。
神奈川県選抜チームは先月に選考会を行い、約200人が参加。スパイクやレシーブ、トスなど、総合的な実力を選考基準に12人が選ばれた。
全国での活躍も評価
2人が所属している緑が丘中学校バレーボール部は今年7月に開催された夏の神奈川県大会で初優勝、関東大会でも3位に入り、創部以来初めて、全国大会に出場した強豪校。佐々木、田澤両選手は主にエースポジションで、チームの中心として活躍、全国大会決勝トーナメント進出の原動力となった。今回の県選抜選出は、全国大会での活躍も評価されてのものとなる。
今回の県選抜チームを監督として率いるのが、緑が丘中学校バレーボール部の葦埜(あしの)達也顧問。両選手は、日頃から葦埜監督の指導を受けていることもあり、他の選手とのパイプ役としての役割も担う。
葦埜監督は「神奈川県選抜は過去に優勝経験もあるチーム。最近は低迷しているので、一戦必勝で戦っていきたい」と意気込む。
身長182cmで選抜チームのキャプテンを務める佐々木選手は「自分の持ち味はスパイク。”ここぞ”という場面で決められるようなプレーをしたい」。また、身長が171cmながら垂直跳びが75cmの田澤選手も「確実なレシーブと、ジャンプ力を生かしたスパイクで、チームの勝利に貢献できるようなプレーを心がけたい」と話す。
今後は、大会まで毎週合宿が行われ、高校生と練習試合なども組まれ、チーム力を高める。「県代表としての誇りを持ってプレーしたい」と両選手とも話すように、選抜チームの中心としての活躍が期待される。
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