緑区版 掲載号:2011年9月22日号
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市のソーシャルワーカーOBらと「よこはま成年後見つばさ」を立ち上げた 須田 幸隆さん 鴨居在住 67歳

生きる権利守りたい

 ○…認知症や障害などで判断力が不十分な人の生きる権利を守ろうと、成年後見人の担い手となる団体を、市のソーシャルワーカーOBらと発足させた。東日本大震災発生後、被災者が市の一時避難場所として身を寄せた「たきがしら会館」(磯子区)では生活相談窓口に常駐して生活上での不安や困りごとを聞いてまわった。発足のきっかけを「たきがしらの活動で社会福祉士仲間が顔を揃え話しが進展しました」と話す。

 ○…現在も抱えている先天性股関節脱臼が理由で”就学猶予”とされ小学校入学が一年遅れた。同学年の友だちより一つ年上だという事実は少年にとってコンプレックスに感じる時期も。今となっては親が入学を遅らせてくれたことは、身体とじっくり向き合う時間を与えてくれたと考えるようになった。「親の愛だったのではと思う」。自身が受けた家族の愛は、一筋の福祉に対する情熱の根底となっている。

 ○…東京は深川で産声を上げたが、昭和20年の大空襲で一家は焼け出され横浜へ。大学卒業後に銀行へ就職するも「福祉に携わる仕事がしたい」という強い想いから1969年、横浜市に入庁しソーシャルワーカーとなった。港北区から分区して誕生した緑区の福祉にも約10年関わったほか、ホームレス問題を抱えていた中区保護課に自ら志願するなど熱い情熱で生活保護行政の人生を歩んできた。退職後はソーシャルワーカーに原点復帰。劇や講談などを通じて成年後見制度の啓発活動に励む日々だ。

 ○…つばさのメンバーは市のOBと現役職員による構成となった。ソーシャルワーカーとしての豊富な経験と相談力を生かして「利用者の生活の質を少しでも向上されられたら」という想いで15人のメンバーの先頭に立つ。障害などが原因で判断能力が不十分であったとしても、「その人らしく生きる権利がある。私はその権利を守っていきたい」と未来の福祉を見つめる。
 

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