「原発」テーマにパネル討論 市民ら200人が参加
シンポジウム「原発今こそ考えよう」が今月18日、青葉区のメロンディアあざみ野で開かれ、約200人が参加した。社団法人ウィズダム教育研究所・NPO法人Waveよこはま主催。
原発の問題に詳しい後藤政志氏、河野太郎氏、水野誠一氏をパネリストに、「原発・放射能」「エネルギー」の2部構成でパネルディスカッションが行われた。コーディネーターは前衆議院議員の福田峰之氏が務めた。
元東芝の原子力プラント設計技師である後藤氏は「地震国の日本に原発は適さない」と技術者の視点で危険性を指摘。10年以上前から日本の原発政策を批判してきた衆議院議員の河野氏は「核燃料サイクルなどつじつまが合わない政策ばかり。転換すべきだ」と訴えた。浜岡原発停止を求め静岡県知事選に挑んだこともある水野氏は「10年以内に脱原発は可能」と持論を展開した。次世代エネルギーについては、3人が「再生可能エネを増やすべき」との意見で一致した。
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