巨大リースお披露目 長津田駅北側まちづくり協議会
長津田駅北側まちづくり協議会(土志田領司会長)が取り組むアートワークプロジェクトの一環で作成された巨大リースの展示会が今月8日から10日の3日間、横浜市立長津田第二小学校(渡辺辰哉校長)で行われた。
今回展示された巨大リースは、昨年9月から同校児童、田奈中学校美術部生徒、地域住民ら約700人が「自分が花だったら」というテーマで約20センチに加工した桜やケヤキの伐採材で作ったオブジェを一堂に集めたもの。展示会当日に、アート作家の長谷川仁氏によって直径4mの2つの巨大リースに形作られた。
見学会初日となった8日には、同校の3年生児童が会場を訪れ、「あった、あった」とそれぞれがデザインした作品を指差しながらリースの大きさに驚いていた(=写真)。
作品に使用された伐採材は、現在再開発が進む長津田駅北口にあった旧長津田公園(通称「汽車ぽっぽ公園」の桜とケヤキで、昭和20年代から地域住民に愛されてきた。今回のプロジェクトには、「再開発事業によって移植できずに伐採された樹木を新しい形に変えることで、古くからの長津田の息吹を継承したい」という同協議会の強い思いが込められている。
巨大リースは今後、平成24年度末に区民文化センター内の壁面や、再開発中の区域内への設置が予定されている。
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