長津田 消防出張所が移転開所 緊急避難ボックスを新設
長津田消防出張所が先月28日から長津田駅北口再開発事業区域内に移転し、新庁舎での運用を開始している。今回の移転で、新たに区内では初めて「安全安心ステーション」「緊急避難ボックス」が設置された。
移転前の庁舎は長津田2丁目にあり、昭和44年の竣工。すでに43年経過しており、老朽化などが進み、現行の耐震基準に適合していない。そのため、耐震化問題の解決、消防機能の充実や強化を図るために、長津田駅北口第1種市街地再開発事業の一環として、今回移転することになった。
親しみやすい出張所として
新庁舎は地上2階建て。「身近で親しみやすい消防出張所」をコンセプトに、地域での防災・防犯活動の支援拠点となる『安全安心ステーション』を新設。安全・安心に関する情報拠点として自治会などが行う講演会などにも開放し、災害時には消防団第四分団本部として使用する。
また、不審者から身を守るため、駆け込むことができる『緊急避難ボックス』も設置。施錠できる一時避難所として利用ができ、緑消防署直通の非常電話や監視カメラがついているのが特徴。安全安心ステーションとともに区内初の施設となる。
出張所内には、高機能化訓練室も完備。消防隊の訓練に支障のない範囲で会議や研修などで活用できる。緑消防署担当者は「区民の方々が安全、安心に暮らせるよう新庁舎を有効利用するとともに、皆様にも積極的に施設を使用して頂ければ」と話している。
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