"平成"の稚児行列 緑・青葉区連合仏教会
緑・青葉区連合仏教会(河本冏文会長)は今月7日、お釈迦様が誕生したことを祝う「花まつり」の中で稚児行列を実施した。
同会は、昭和30年代を中心に新治地区で盛大に行われていた稚児行列を「会として復活させよう」と計画を進めてきた。
当日参加したのは、22人の子どもたち。華やかな稚児装束を身にまとい、中山の大藏寺から長泉寺までの街中を練り歩いた。高野山真言宗神奈川雅楽部による笙(しょう)・篳篥(ひちりき)・龍笛(りゅうてき)の音色が鳴り響くと、音に気づいた近隣住民がカメラを構え、写真撮影をする光景が見られた。長泉寺に到着後、子どもたちは、誕生仏に甘茶を注ぐ灌仏を行い、般若心経が読み上げられ、子どもたちの健康が祈願された。
長泉寺の檀家として稚児行列に参加した川越勇人くん(8歳)・太陽くん(4歳)兄弟は「少し恥ずかしかったけど楽しかった。またやりたい」と話した。
河本会長は「初めてとしては20人以上が参加してくれて良かった。今後は、50人位集まるような恒例行事に育てていきたい」と話した。
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