緑警察署(遠藤文雄署長)は今月11日、コンビニエンスストアで振り込め詐欺の被害を未然に防いだとして、スリーエフ緑区北八朔町店勤務の大場はるみさん(北八朔町在住)に感謝状を贈呈した。同署によると、銀行や郵便局などの金融機関以外での未然防止は区内で初めてだという。
大場さんは先月9日の午後、携帯電話で通話をしながら店内ATMを操作していた女性に「大丈夫ですか」と声を掛けた。その後詳しく話を聞くと、「通帳残高の数字を逆から読んでくれと言われた」との言葉が出てきた事から、振り込め詐欺だと確信し女性を説得。110番通報をした。
今回の手口は、振り込め詐欺の中でも「医療費の払い戻しがある」などと騙して金銭を振り込ませる還付金詐欺。同署管内では平成20年に23件被害が発生し、その後は確認されていないが、県内では今年すでに23件(4月末現在)と被害が急増している。
緑警察署では「知らない番号からの電話で、”携帯電話を持ってATMへ”と言われたら還付金詐欺の可能性が高いので注意してください」と話している。
緑区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>