12月に開業50周年をむかえる鴨居駅を地域で祝おうと、50周年記念事業実行委員会が中心となり、開業当日までイベントが企画されている。今月10日には、50周年を振り返る座談会「鴨居駅を語る」が白山地区センターで開催された。
実行委員会によると鴨居地域でこのような座談会を開催するのは初めてとのこと。当日は一般の来場者あわせ約160人が参加し会場は満席に。鴨居駅周辺まちづくり研究会代表の熊本秀男氏、同副会長小礒博正氏が司会を務め、郷土史研究家の相澤雅雄氏がパネリストとして参加。金子光雄氏、鈴木正二氏、冨士見定夫氏、柳下清吉氏、柳下恭輝氏、廣瀬良一氏が講師役となった。
まず、相澤氏が50年前の横浜線や鴨居駅周辺について、来場者に説明。その後、各講師陣が当時を振り返りながら「周りは見渡す限り田んぼだった」「日中は乗る人がほとんどいなかったので、本当に(鴨居駅に)止まってくれるのか心配だった」などの話があった。また、鴨居駅が開業したことで、白山地区の発展につながったのではないかといった意見もあり、講師陣の話を真剣な眼差しでメモを取る来場者の姿があった。
来場者からの質問コーナーでは、「鴨居駅のバス乗り場の一部が釣堀だったことを覚えていますか」「ららぽーとのオープンがさらに駅周辺の活性化につながったのではないでしょうか」といった話があり来場者も鴨居駅を振り返っていた。
実行委員会事務局の狩野陽二氏は「たくさんの方々に参加頂き、嬉しく思います。請願駅の鴨居駅をこれからも地域で盛り上げ”自分たちの駅”としての思い入れもこれを機会により強くしていけたら」と話した。
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