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緑区版 公開:2012年9月20日 エリアトップへ

福祉クラブ生協の複合福祉施設「るるる*みどり館」の代表 若林 美紀子さん 青砥町在住 61歳

公開:2012年9月20日

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3つの”る”を大切に

 ○…これまで区内に点在していた福祉クラブ生協の6組織に、2つを加えた複合福祉施設「るるる*みどり館」の代表になる。組合員の生活全般をケアしたいとの思いが完全開所となる10月1日に形となる。「人が集まる、人を育てる、思いを広げるの3つのるを取り施設の名前にしました」。住みなれた地域を離れることなく自分らしく暮らせるようにとのクラブの思いを胸に先頭に立ちまとめていく。

 ○…宮城県仙台市の出身で、23歳の結婚を機に横浜へ。子どもが中学生の時にPTA会長を務め、助け合いの心の大切さを実感した。「ただの主婦だった私でも、周りの力を借りて大きなことができたんです」。自身も誰かの助けになることをしたいと考え、ヘルパー2級を取得したことが福祉と関わるきっかけとなった。その後も、様々な福祉関係の資格を取得し現在の活動に生かしている。

 ○…自宅に投函されていたチラシで福祉クラブ生協の存在を知り説明会に参加し「ヘルパーの経験を生かし、介護用品で多くの人の生活を支えたい」との思いを強くした。その思いを胸に区内で3つ目となる福祉クラブ生協のワーカーズコレクティブの立ち上げにたずさわり、1993年に代表となった。13年間に渡り、高齢者や障害を抱えた組合員の生活に合わせ、介護生活用品を提案してきた。思い通りにならず「お叱りを受けることもあります」と話すが、訪問していくうちに、はじめは「すいませんね」だった言葉が「ありがとう」に変わる瞬間がやりがいとなっている。

 ○…雇う、雇われるといった関係ではなく対等に働くという組織の性質を生かし、より良いサービスが提供できるよう意見を集約する。「自分が将来受けたいサービスやシステムを作っていく」ことが福祉クラブの趣旨。これからは、8つの組織が1つにまとまることで「みんなで結束し、助け合っていきたい」と前を見つめる。

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