緑区在住の生徒が通う横浜市立緑が丘中学校(青葉区・青木康茂校長)の合唱チームが28日に鹿児島県で開催される「第65回全日本合唱コンクール」に3年ぶりに出場する。前回は銀賞だったこともあり、金賞を目指しチーム一丸となり大会に挑む。
同中は、合唱部のほかに、運動部などに所属している生徒が昼休みに練習を行う特別合唱部がある。毎年コンクールにむけて、夏前に両部のメンバーによるオーディションがあり、今年は51人が特別チームを結成。選曲はあえて、高校生むけのものにすることで、より全国を意識してきた。
根本はるみ顧問は「今年の3年生は特に『全国に行きたい』という思いが強かった。そのため、厳しいことも言ってきたが、生徒たちが一生懸命ついてきてくれた」と話す。
きっかけは県大会
8月の県大会では、上位入賞するも、音程や発声などが安定していなかったというが、他校の合唱を聞き「ライバル心が芽生えたことでチームが一つになった」と根本顧問は振り返る。練習にも身が入り、関東を1位通過したのも、県大会がきっかけとなった。
チームをまとめてきた佐川莉奈部長は「全国が目標だったが、出るからには過去最高となる金賞を目指したい」と意気込みを話し、副部長の永地星(あかり)さんも「一曲入魂で練習の成果を出して、金賞を獲りたい」と話した。
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