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緑区版 公開:2012年12月6日 エリアトップへ

開業50周年を迎える鴨居駅の駅長を務める 片桐 浩一さん 東京都品川区在住 49歳

公開:2012年12月6日

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人情味あふれる「駅の顔」

 ○…「自治会や商店会など、街の人の鴨居駅に対する熱い思い入れを感じています」。12月2日の記念式典をはじめ、この1年を通し多くのイベントが行われ、開業50周年を祝してきた。駅長として地域の人と触れ合う中で、地元の支えを日々感じている。11月に行われた祝賀イベントでは、街の人が駅長帽をかぶって一緒に記念撮影をする企画も。「たくさんの方にお声掛けいただきました」。駅の顔として朗らかに応じた。

 ○…「私は早生まれの49歳なので、学校なら『同級生』ですね」と冗談めかすが、奇しくも節目の年に駅長に就任した縁を感じている。鴨居駅の1日平均乗降者数は約7万5千人(2011年)。近隣に大型商業施設ができてからは、遠方からも人が訪れるようになった。周囲の環境も駅舎の姿も、変わりながら発展してきた50年。地域をあげて周年事業が進む中、街の人から「駅ができる前は大変だった」などかつての話を聞くことも。請願で出発した駅に対する愛着をひしひしと感じている。

 ○…生まれは新潟県。米どころの農家の長男として生まれた。家業を継ぐ立場だったが、少年時代から憧れていたのは駅長の制服。高校を卒業すると、当時の国鉄に就職した。最初の5年は新潟での勤務だったが、国鉄がJRとなるタイミングで東京へ。上野駅の駅員を務め、「東京とはいえ、小銭を入れる穴に紙幣を入れようとしているおばあちゃんがいたりして」と当時を懐かしむ。利用客を親身にサポートする存在でいることは、昔も、そして駅長の制服を身に着ける現在も変わらない。

 ○…自身は野球経験がないが、休日は息子のために始めた少年野球のコーチに精を出す。「技術は伝えられないけど、元気なあいさつは子どもたちに教えられるかな」。12月25日は、開業記念日の「当日セレモニー」を実施。駅長として、未来への「出発進行」の号令をかける。
 

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