悲惨な交通事故を引き起こす飲酒運転を未然に防ぐことを目的に緑警察署(遠藤文雄署長)は7日、JR中山駅周辺でキャンペーンを実施し酒類を扱う店舗に啓発を行った。
12月は市交通安全対策協議会が飲酒運転根絶強化月間と定め「乗る人に 飲ませるあなたも 犯罪者」のスローガンがかかげられている。
当日は、遠藤署長をはじめ、緑区役所、緑交通安全協会、緑区料飲連合組合などの協力団体から約30人が参加し、営業を開始した居酒屋やスナックなど約30店舗を訪問。飲酒運転根絶と書かれた旗や、仲間で飲食店に行く際に飲酒しない人を決めるハンドルキーパーを推進するチラシを配布した。
今年区内で発生した人身交通事故件数は573件で昨年比151件の減少となっている。一方で、死亡事故が5件(12月5日現在)発生し、内2件は飲酒が絡んだものとなっている。
遠藤署長は「飲酒運転は、死亡事故につながる大きな事故を引き起こす可能性があり悪質性がある。今回のキャンペーンを通して1件でも多くの悲惨な事故を防ぎたい」と話した。
緑区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|