NPO法人中途障害者地域活動センター緑工房(鈴木やよい理事長)は14日、開所15周年を記念した「音楽交流会」を緑スポーツセンターで実施し、施設利用者のほか地域住民ら約90人が参加した。
同会は、脳血管疾患や事故の後遺症などによる中途障害者の日ごろの活動を多くの人に知ってもらおうと企画されたもの。
会では、緑工房が運営する緑区リハビリ教室で行われている音楽療法を紹介。「北国の春」「リンゴの唄」などの歌に合わせてタンバリンやベルを使用した演奏を来場者に披露した。
脊髄小脳変性症を患い、車椅子による生活を送っている関口義輝さん(北八朔町在住)は、「自然に体が動いてしまうくらい楽しかった」と会を振り返った。
また、「地域の方々に支えられて15周年を迎えることができました。今後も利用者と同じ目線で、一歩ずつ歩いていきたい」と鈴木理事長は話した。
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