横浜市は昨年5月から実施した、通学路の緊急合同点検の結果を2月22日に発表した。区内では34カ所が緊急対策箇所とされ、3月8日現在、29カ所で工事が終了したとしている。
今回の緊急対策は、2012年4月以降に、登下校中の児童らを巻き込んだ交通死傷事故の多発をうけ、文部科学省などが、昨年5月に全国の公立小学校に対して緊急安全点検を行うよう通知し、実施されたもの。
横浜市では、年に一度、PTAや周辺住民などで構成される各小学校のスクールゾーン対策協議会が点検や意見交換などを行っており、今回の緊急点検も同対策協議会が行った。
今回の点検で横浜市では、緑区内34カ所が特に危険度、緊急度が高い対策箇所と指定。工事にあたった緑土木事務所によると、昨年6月から順次あんしんカラーベルトや車止め、ガードレールなどを設置し3月中には30カ所で工事が終了する。
残りの対策予定箇所は、2013年度以降に施工を予定している。
横浜市の担当者は「今回は、危険度、緊急度が高い箇所に対して施工してきました。来年度以降も、引き続きスクールゾーンの安全対策を講じていきたい」と話している。
横浜市では、ホームページ上で、詳細の対策箇所を公表している。URLはhttp://www.city.yokohama.lg.jp/doro/shisetsu/safty/tsuugakuro/
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