緑消防署(吉村眞一署長)は3月12日に区内で発生した2つの火災に対して初期消火などを行った4世帯に4月14日、感謝状を贈った。
今回表彰を受けたのは、小山町在住の落合清壽(きよひろ)さん、落合弘惠さん、落合みゆきさん、鴨居在住の村石浩さんの各世帯。
小山町の日枝神社裏で午前5時15分頃に発生したスクーターと雑草が焼損した火災では落合清壽さんが竹やぶが燃えている音に気づいた。すぐに家族に知らせ、自ら119番通報を行いバケツに水を汲み、家族で連携し初期消火を実施した。
また、午後7時45分頃の鴨居1丁目での火災では、帰宅途中の村石梨沙さんが白い煙を発見し、自宅に電話。駆けつけた母親の玲子さんが119番通報し、消火器を持って現場に来た父親の浩さんが、消火を実施した。
落合さんによると、以前にも同じ場所で枯れ草が燃えたことがあり、自宅に大きなバケツを用意していた。村石さんは、会社で消火器を使用した訓練の経験があり、実践に生きたという。
緑消防署は「今回の初期消火は被害の軽減につながり、火災発生時の見本となる対応でした。日頃から火災予防を意識していたところが大きいと思います。地域での防災訓練等を通してこれからも初期消火活動の意識を高くもってもらえれば」と話している。
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