ボーイズリーグ 都筑中央 兄弟で関東制覇 中学はG杯初出場へ
「第16回関東ボーイズリーグ大会」の小学生の部・中学生の部決勝が5月4日、埼玉県・本庄市民球場で行われ、都筑中央ボーイズ(前田幸長会長)が大会初となる兄弟Vを果たした。小学生は24チーム、中学生は159チームの頂点。中学生は8月に開催されるジャイアンツ杯への出場を決めた。
●小学生の部
代がかわり新チーム体制で臨んだ最初の大会。初戦から危なげなく勝ち進み、決勝の相手となったのは3月の練習試合で負けを喫したライバル・相模ボーイズ。エース井口が5回まで踏ん張り2対1と僅差でリード。相手チームのエラーを機に、4番岩渕、6番須藤の安打で一挙に5点。7対2で勝利した。MVPは今大会2本の本塁打を放った岡本君が選ばれた。小嶋啓嗣代表は「浮かれることなく3季連続の全国大会出場に向けて頑張りたい」と話した。
●中学生の部
「まさかここまで来るとは夢にも思いませんでした」。大会を終え、区内在住の豊田昌幸代表は興奮気味に話した。ベスト8以上を目標に戦った今大会。ターニングポイントとなったのは4回戦の白井中央(千葉)戦。ダブルヘッダーの初戦で2年生投手を起用。6回裏で逆転し、コールド勝ちを収めた。続く湘南茅ヶ崎戦ではエース石山が先発。緊迫した投手戦となったが、9回タイブレークで制し、決勝トーナメントへと駒を進めた。
決勝は昨年準々決勝で負けた高崎。リベンジに燃える都筑中央は、先制点を奪うも、突き放せず苦戦。石山が要所を締め踏ん張ると、6回、主将濱野がダメ押し打。7対4で悲願の初優勝を遂げた。「苦い思いを糧に、大舞台で力を発揮する強いチームに成長した」と豊田代表は選手を称えた。
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