緑区は、2002年に策定した横浜市都市計画マスタープラン・緑区プラン「緑区まちづくり計画」を来年以降改定するために、7月末まで区民から意見を募集している。前回の策定から約10年が経過しており、まちづくりに対する課題や方針を見直すためとしている。
緑区まちづくり計画は、概ね20年後の緑区の将来像を描き、その実現に向けた指針となる。
横浜市は、市町村の都市計画に関する基本的な方針を示す「都市計画マスタープラン」を策定しており、「全市プラン」「区プラン」「地区プラン」の三段階で構成している。区プランとなる緑区まちづくり計画は、全市プランをもとに、区別に計画されているもの。区民との協働でまちづくりを進めていくうえでの基本的方針と位置づけられている。横浜市は今年3月にマスタープランを改定。これに沿い、緑区では区プランも見直すとしている。
02年の策定以降、区内では横浜市営地下鉄「グリーンライン」が開通し、長津田駅北口再開発事業が竣工するなどの変化があった。将来的には、青葉区の東名高速道路横浜青葉IC(インターチェンジ)・JCT(ジャンクション)(仮)から都筑区の第三京浜道路(港北JCT・仮)を結ぶ高速横浜環状北西線の建設も見込まれ、社会情勢の変化も予想される。区ではこれらに対応したまちづくりへの課題、方針を見直したいとしている。
12月に素案を公表予定
緑区では、7月末まで現行のまちづくり計画に対する意見を区民から募集。寄せられた意見などを踏まえ、改定素案を作成し、12月には、素案公表と意見募集を行う。14年に原案を公表し、改めて意見を募る。その後、都市計画審議会にかけられ、14年以降に改定される予定だ。「ぜひ多くの方からの率直な意見をお待ちしております」と緑区担当者。意見は、郵送で〒226-0013緑区寺山町118緑区役所区政推進課企画調整係緑区プラン改定担当者宛てに。FAX(【FAX】930・2209)でも受け付け。メールは、件名に「緑区プラン改定」と入力し、【メール】md-kikaku@city.yokohama.jpへ。詳細は【電話】045・930・2227まで。
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