林市政、2期目が始動 「オール横浜」に意気込み
8月25日に行われた横浜市長選で再選を果たした林文子氏(67)が同30日、第31代横浜市長として市庁舎に登庁した。
当日は正面玄関前で市職員らに迎えられ、その後、市会議長・副議長や各会派へあいさつして回った。
市幹部の局長および区長を前にした「局区長会」で林市長は、子育て支援や高齢化対策など課題山積という現状認識を示し、「チーム横浜、オール横浜で取り組んでいきたい」と意気込みを伝えた。また、1期目の市政運営を支えてきた市職員らに対し「心から誇りに思う」と激励した。
市長就任会見においても、1期目を振り返り、市職員との対話を重視することで「温かい関係が築くことができた」と、自身が重視してきたこれまでのチームづくりに、ある程度の評価を与えた。
7割棄権に遺憾
林市長は、29・05%という市長選過去最低の投票率について記者団から見解を問われ、有権者7割が棄権したことに遺憾の意を表した。その一方で、棄権の理由が林市政に対する不満なのか、または現状支持によるものなのか「判断が難しい」と分析。猛暑と夏休みという時期的な理由も低投票率の一要因として挙げた。
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