”緑区の良さ”伝えたい アートパークイベント企画委員会
「どうなるか分らないからワクワクしますよ」。10月6日に行なわれる、区内唯一の文化専門施設「みどりアートパーク」の第一弾公演「みどりの街フォトコンサート」の企画、運営にあたる「緑区民文化センターオープニングイベント区民企画実行委員会」。年齢や性別、仕事が異なる、「緑区の良いところを伝えたい」との思いをもった区民10人で構成されている。既に同公演のチケットは完売。現在は当日の進行についての打ち合わせが連日行なわれている。「観客をどのように楽しませるか」「快適に過ごして頂くには」など、議論は尽きない。
同会の委員長を務める大庭雅敦さんは「お客さんが公演中に席でドリンクをこぼしたら誰がどう対応するかなど、様々なシチュエーションを想定して、スムーズに公演が進むための話し合いをしています」と話す。
準備に4年以上
同イベントの準備チームは4年以上前に発足。メンバー、形を変えながら現在の委員会の形になった。初期から参加する大庭さんは「かなっくホールなど、他地域で開かれているイベントをみんなで見学に行き、舞台づくりの勉強を重ねてきました」。昨年末にはメンバー一人ひとりがそれぞれの企画案をぶつけ合い、公演内容を決定。「緑にかこまれた街」「家族愛」など、緑区の良さを区民に再認識してもらう作品に。ミュージカル歌手、区民で構成された合唱団の生演奏に乗せて、区内の風景・家族写真を紹介していく。「作品が決まってからが大変でしたね。配役は、台詞はどうするかなど、専門家のアドバイスをもらいながら、みんなで駆けずり回りました」。
当日まで1カ月を切った――。「お客さんに『良い公演だったね』と言われたいですね」
|
|
|
|
|
|