長津田商店街協同組合 新事務所下階は保育園に 今月着工、来春完成へ
長津田商店街協同組合(組合員数112/中山勲理事長)が駅前の拡張工事計画に伴い事務所を移転。新築する事務所の下階を認可保育園に貸し出すことが明らかになった。子育て世代を支える街づくりを推進することで地域活性へ繋げたいとしている。
事務所移転は市が2002年から行っている長津田駅南口の拡張工事に伴うもの。
同組合は複数の候補の中から長津田駅からほどなくの距離にある場所(長津田5丁目1897の13)を新たに取得し、地上3階建ての事務所を新設する。
同組合ではこの建物の3階部分を新事務所として使用し、1・2階部分を認可保育園に貸し出す方針を明らかにした。近年、高層マンション新築などで人口増加が著しい同エリアの状況などを考え、子育て世帯への支援策として保育園事業者を選んだという。中山理事長は「長津田駅にも近い立地に認可保育園が新設されることで、共働き世帯などに住みやすいと感じてもらえる地域づくりが実現できれば」と話している。
保育園を運営する株式会社Berry(佐々誠代表取締役)は「駅近という立地で利便性も感じていただけるのではないか」と話している。
この「長津田駅前保育園(仮称)」は来年4月に開園する予定。今秋には横浜市が募集を開始し、定員は60人ほどだという。1・2階建てフロアの延べ床面積は356・3平方メートル。
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