緑区版 掲載号:2013年10月31日号
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能楽師(シテ方)として公演に飛び回る傍らで地域の学校や海外に能を広める活動を行う 岡本 房雄さん 横浜市在住 65歳

地域と能の架け橋になりたい

 ○…来月、中山にある古民家の庭で庭園能を行う。これまでにも地域の小・中学校や養護学校、国際大学などで能の特別授業を行ってきた。「能の裾野を広げたい。私との接点を通じて、これまで脳を知らなかった人たちが、能に興味を持ってくれたら」。授業や地域での公演で舞うのはとてつもなく広がる能の世界のほんの一端。いつかは能楽堂で本格的な舞台を見てほしい。そんな思いがほとばしる。

 ○…1948年横浜市生まれ。幼いころから父親が様々な舞台に連れて行ってくれた。父は能楽師をよんで仲間内で稽古をつけてもらうほどの文化人。そんな父に連れられ、小学生の頃から稽古に通うようになった。初めての師となった故・田辺竹生氏の人間性は小学生の心を鷲づかみにした。「子どもでも一人前の人格として扱ってくれた。厳しい反面、色々なことに挑戦させてくれた」。小学校の卒業文集には、将来、能楽師になると記した。恩師は、以降一度も揺るがない”夢”をくれた大切な存在だ。

 ○…家元の家系以外の存在がシテ方を務め、能をなりわいとしていくことは極めて稀なこと。県庁に入庁し、休暇に能を嗜む生活を一変させる奇跡は突然訪れた。観世流の家元の弟だった観世元昭氏から入門の話がきたのを機に、書生生活に。新婚ままならぬ妻子をおいて住み込みの生活が始まった。「この師との出会いも、私にとっては人生で一度、あるかないかの貴重な出来事だった」

 ○…84年に独立後は、弟子をとりながら、国際舞台や地域での公演を精力的に行っている。特に学校での出張授業はライフワーク。生徒が一心に舞台を見つめる視線は、名だたる能楽堂で受ける観客からの視線に匹敵するほどの緊張感を覚える。「純粋な心を感じる。特にこれから日本を背負う若者たちには能を知ってもらいたい。日本人の文化を誇りに思える国際人になってもらえれば」

暑中お見舞い申し上げます

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