日食グラスにお礼360通 アフリカからの手紙展示
緑区をはじめとする市内4区の区民が昨年9月にアフリカに贈った日食グラスに対し、このほど現地の子どもたちからお礼のメッセージが届いた。各区ではこの手紙や現地で行われた日食観測の写真などを2月18日から巡回展示する。
一昨年の金環日食で使用した日食グラスを、アフリカの子どもたちへ―。緑区と都筑区、港北区、瀬谷区では昨年9月、アフリカのウガンダやガボンの子どもたちに、1081個の日食グラスと小中学生などが書いた手紙60通を、JICA(国際協力機構)を通じて贈った。
現地では昨年11月3日に日食の観測会が行われ、子どもたちが横浜市民から贈られた日食グラスで観測を楽しんだ。
子どもたちから感謝のメッセージが届いたのは昨年12月中旬。4区ではこの手紙や写真を2月18日から各区で巡回展示し、日食をきっかけに生まれた横浜市とアフリカの交流を広く発信する。
緑区役所では「今回、日食をきっかけにして市民の皆さんとアフリカの子どもたちとの間に交流ができたことをとても嬉しく思う。ひとりでも多くの方にアフリカ日食展を見ていただきたい」と話している。
各区の展示スケジュールは以下の通り。
▼緑区=2月18日から20日(緑区役所1階ロビー)、2月22日から3月4日(市営地下鉄中山駅コンコース)▼港北区=2月24日から3月3日(港北公会堂)、3月4日から10日(トレッサ横浜北棟2階)▼都筑区=3月12日から16日(都筑区役所1階区民ホール)▼瀬谷区=3月14日から19日(瀬谷区役所2階区民ホール)
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