山下地区マラソン大会 「コース変更も視野に」 北西線工事に伴う影響で
緑区北八朔町や小山町などからなる山下連合自治会が毎年開催している「山下地区マラソン大会」の実施が、横浜環状北西線工事に伴い揺れている。コースが年末から始まる工事で使用不可となる可能性があるためだ。主催者はコース変更や中止も視野に入れ、協議するとしている。
山下地区マラソン大会は、同連合自治会が1981年から毎年行っている。北八朔川和土地改良区内の約4Kmをコースとし、30年以上続くマラソン大会として毎回350人を超えるマラソン愛好家が参加している。小学生や中学生の部もあるため、地域の子どもたちが多く参加する大会としても有名だ。
年末から始まる高速横浜環状北西線の工事では、このコースの全長が影響を受ける見込みで、道路の使用ができなくなる。工事期間は施工状況や天候などによってずれる場合も考えられるため、開催日にあたるかどうかも不透明な状況だという。
同自治会の谷井春夫さんは「事前に案内をださなくてはならないが、工事の予定によっては急きょコースの変更や、最悪の場合は中止も考えておかなくてはならないだろう」と話す。マラソンの開催に伴う道路許可の申請や変更後のコースの安全確認が間に合わない場合も考えられるためだ。同自治会には工期の連絡はまだ入っていないというが、谷井さんらは「情報が入り次第対応していきたい。再来年以降の開催も含め、考えていかねば」と話している。
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