街の活性化が生きがいに 「ふれあいサロン長津田」大庭さん
長津田駅周辺の文化遺産や飲食情報が掲載された「長津田駅周辺街歩きマップ」が先月から、みどりアートパークや同駅内行政サービスコーナー、長津田地区センターなどに置かれている。地域住民が気軽に交流できる場『ふれあいサロン長津田』(大庭雅敦代表)がみどりアートパーク来場者に長津田の魅力を伝え、街の飲食店などに足を運んでもらいたいと企画・作成した。
昨年10月に完成したアートパークのオープニングイベントを担当した同サロン。イベント後に仲間と共にくつろげる飲食店を探すのに手間取った経験から「初めて長津田に来る人はもっと困るはず」と考えたのがきっかけとなった。
マップの制作費は取組みに賛同してくれた飲食店などからの協賛金で捻出。同サロンのメンバー7人が昨年末から長津田の飲食店などを1件1件訪問し賛同を求め歩き回った。掲載が決まった店には店のイメージを反映した広告をもとに複数回打ち合わせを重ね、マップを完成させた。
大庭さんは「長津田商店街協同組合や長津田ふるさと会の皆様などに協力してもらい1万5000部を作成した。アートパークで演奏会などを堪能した後、その余韻を長津田の飲食店で楽しんでもらえれば」と話している。
同サロンでは今後、長津田周辺の病院や行政施設などを紹介するマップ作成も考えている。「街を活性化したいという思いと取り組みがサロン会員の生きがいになっている」と大庭さん。
今月には同駅南口の長津田商店街協同組合があった場所を借りて長津田に来た人に街の紹介を行う「長津田のコンシェルジュがいるサロン」を開く予定だ。当所は隔週に1回程度開く計画で需要を見ながら拡大していくプランを立てている。
「街の発展についてサロンのみんなと話すと話が止まらなくなる。これが会員の健康づくりにつながっている。新しい仲間も増やしていきたい」と話していた。
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