園児が蜜蜂の生態学ぶ 開発事業者らが主催
ガラス越しのミツバチに大興奮
長津田みなみ台にある複合タウン「サンクタスシティ長津田みなみ台」で９日、地元保育園の園児らが蜜蜂の生態を学ぶイベントが開催された。
身近にある自然に触れ、豊かな生態系について理解してもらおうと行われた取り組み。同地域を開発したオリックス不動産（株）（東京都港区・山谷佳之社長）が主催した。
「ビタミンＧプロジェクト」と名付け、約４万匹の蜜蜂を養蜂する同取り組み。今後は周辺の小学校や地域住民を対象に「採蜜体験」や蜜源となる花の種を植える「種まきプロジェクト」への参加を呼び掛け、地域の交流促進に役立てていきたい考えだ。
同エリアの物件施工などを担当した鹿島建設（株）の社員らが蜜蜂の生態をパネルや寸劇で分かりやすく紹介すると、園児らは興味深そうに耳を傾けていた。
園児らはガラス越しに蜜蜂を観察し、蜜を集める器具のハンドルを回すなどして採蜜体験を行った。自分たちで採蜜した蜂蜜を試食した園児らは「すごく美味しい。はちみつってとっても甘いんだね」などと話していた。
取り組みは今秋まで続けられる予定。今後は長津田みなみ台で採れた蜂蜜を使ったスイーツの開発などを、地元洋菓子店と協力してお行っていく方針だという。
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