学内の資源、地域で活用 緑区と創英大が連携協定
緑区と横浜創英大学はこのほど、大学が保有する人材や研究資源を地域活性化のために活用する相互連携協定を結んだ。今後は大学図書館の開放や地域向け公開講座を実施していきたいとしている。
緑区と横浜創英大学はこれまでも地域イベントや地域活性のための取り組みで協力してきた。今回の「相互の連携・協力に関する基本協定」は看護や子育て支援といった大学の専門分野を活かした人材の育成や教育、研究の向上、地域の活性化などを連携して行っていこうというもの。
図書館開放や公開講座
今後は大学図書館を区内で勤務する保育士や幼稚園教諭に開放し、大学の保有する専門書などを閲覧できるようにするほか、研究者などを講師にした地域向け公開講座を要請に応じて開く。また、区役所が主催する子ども対象のイベントなどに学生をボランティアとして参加させる。
同大学では「地域の様々な活動に参加することは学生にとってもとても有益なことと考える。資源を活かした地域貢献を実践していきたい」と話している。
区役所で12日に行われた協定締結式に臨んだ名取正彦区長と小島謙一学長は、今後、協定に基づき更なる連携を深めていきたい考えを確認し合った。
大学の図書館開放…平日午前9時から午後7時/土曜日午前10時から午後5時/対象は緑区内の保育園、幼稚園に勤務する保育士もしくは幼稚園教諭/サービス内容は図書の閲覧と複写、貸し出し、データベースと電子ジャーナルの閲覧、印刷
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