分譲住宅地に「生活支援ロボ」 県が開発をPR
神奈川県は25日、県が進めるロボット開発の成果を多くの人に体験してもらおうと、緑区みなみ台にある分譲住宅地(サンクタスシティ長津田みなみ台)に最先端の生活支援ロボットを設置した。
神奈川県では2013年から、相模原市、平塚市、藤沢市、茅ケ崎市、厚木市、伊勢原市、海老名市、座間市、綾瀬市、大和市、寒川町、愛川町を「さがみロボット産業特区」とし、生活支援ロボットの実用化や普及にむけた取り組みを行っている。
県はこの取り組みを広く周知するとともに、実用化に向けた実証実験を行う目的で、ロボットを展示・体験できる施設の開設を目指してきた。民間事業者との連携を模索する中で今回、サンクタスシティ長津田みなみ台カーサ(オリックス不動産株式会社)、厚木住宅公園(厚木市)、相模原住宅公園(相模原市中央区)との連携が実現したという。
これを受け、オリックス不動産株式会社では、同分譲住宅地内(長津田みなみ台2の12の2他)にあるモデルハウスにロボット体験施設を常設。また3カ所の体験施設では唯一となる屋外展示も随時行っていくという。
25日に行われたセレモニーに訪れた黒岩祐治知事は点検支援ロボットや会話ロボット「パルロ」、食事支援ロボット「マイスプーン」などの技術に触れた。
黒岩知事は、「こうした技術を多くの人に知っていただき、皆さんと一緒になって新たな夢のステージをつくれれば」と話した。
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