緑区版 掲載号:2014年5月29日号 エリアトップへ

千住さんら懐かしの協演 区民ふれあいコンサートで

掲載号:2014年5月29日号

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息の合った演奏に惜しみない拍手が送られた
息の合った演奏に惜しみない拍手が送られた

 第121回緑区民音楽祭ふれあいコンサート「輝かしきカルテットの仲間たち」が25日、緑公会堂で行われた。

 千住真理子さん(ヴァイオリン)や永峰高志さん(ヴァイオリン)、菅沼準二さん(ヴィオラ)、向山佳絵子さん(チェロ)が奏でる四重奏を聴こうと多くの区民が訪れ、会場は満席となった。千住さんとN響メンバーは、今から31年前、緑区民音楽祭実行委員会が発足して間もなく初協演を果たしている。当時、区民のための音楽祭の実行を目指す実行委員会のメンバーらが地元にゆかりのある音楽家として出演をオファーした際、快諾してくれたのが千住さんと永峰さん、菅沼さんと故・徳永兼一郎さんだったという。菅沼さんや徳永さんはデビュー間もなかった千住さんらに声をかけ、今回のカルテットの前身となる「緑弦楽四重奏団」が発足。

 千住さんは「当時、とてもハラハラドキドキしながら演奏したのを今でも覚えている。このカルテットを通じ、先輩方にとても多くのことを教わった」と振り返った。

 久しぶりの協演となった今回のコンサートには故・徳永兼一郎さんの愛弟子・向山佳絵子さんが参加。4人は息のあった演奏を繰り広げた。

 千住さんいわく、「気心の知れた仲間同士でないとこの楽曲の演奏は難しい」というクライスラーの「美しきロスマリン」「愛の悲しみ」「愛の喜び」が披露されると、息の合った演奏に一際大きな拍手が送られた。

 同実行委員会の本渡文代さんは「このカルテットが緑区民音楽祭をここまで育ててくれたと言っても過言ではない。今回、4人の演奏家の皆さんが懐かしそうに当時を振り返る様子を見て、こちらも嬉しくなった。会場にいらした方々もその雰囲気を存分に感じていただけたのではないか」と話している。

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