りんご病 患者数が市内最多に 3年振りに流行傾向
伝染性紅斑(りんご病)の区内の患者報告数(第24週/6月9日〜15日)が定点あたり5・6人となり、市内最多となった。
患者数は5月上旬頃から増え始め、同月中旬には国立感染症研究所などが定める警報レベル(定点あたりの患者数2人)に達した。流行の中心は4〜5歳児。春から初夏にかけて流行が見られることがあり、市内では2011年にも同様の傾向が見られたという。
伝染性紅斑は患者からの飛沫、接触で感染し、10日〜20日の潜伏期間の後、頬に紅い発疹が現れる。発疹は手足にも広がるという。発疹が出る7〜10日くらい前の感染力が高いと言われ、罹患に気付かないうちに感染が広がってしまう可能性があるという。
妊婦は特に注意が必要
妊婦が感染すると、胎児の異常や流産を引き起こす可能性があるため、注意が必要。流行時期は特に警戒し、もし感染した場合はすみやかに医療機関を受診、胎児の状態を注意深く観察することが重要とされている。
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