神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

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緑区版 公開:2014年9月11日 エリアトップへ

横浜環境活動賞市民の部で実践賞を受賞した青少年みどり遊楽舎の代表を務める 椿 信一さん 港北区在住 81歳

公開:2014年9月11日

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「自然の大切さ」子どもたちに

 ○…市内小学校の生活科の授業で森林・水辺の観察や「むかし遊び」を指導する。会が発足して7年、陰ながら教育現場を支えてきた活動が賞を受けた。「メンバーの地道な活動や陰ながらの努力があったから。ひとり一人の思いが認めてもらえたようで嬉しい」と感慨もひとしおだ。「インターネットで何でも調べられる時代」だからこそ、自分の目で見て、触れて感じる自然体験にこだわる。「自然に触れ、心が動いた体験を多くの子どもたちの心に残してやれたら」

 ○…東京都出身。約50年前に現在の住まいに越してきた。金融関係の仕事につく傍ら、会社の山岳部に入り野山を歩いた。そこで感じた自然への感謝を行動に示したいと、「新治市民の森愛護会」の活動に参加。間伐や清掃活動の合間に行っていた森のガイドで多くの子どもたちと接するようになった。「子どもたちの素直な心や反応が嬉しくて」。森の木々や動植物が教えてくれる感動をもっと伝えたいと今の活動を始めた。

 ○…現在は緑区内にある小学校のうち、約半数の生活科の授業に協力している。「春探し」「秋探し」や遠足などに参加し、一緒に自然を満喫している。小学1年生だった児童らが翌年の授業ではすっかり成長している姿にはいつも驚きを隠せない。「自分の孫より幼い子どもたちだけどね、成長を垣間見ると嬉しくなってしまう」

 ○…これからの時代、「地域で教育を支えていくこと」が大切だと感じている。「安定的に支援を続けていくためには、緑区内に複数存在する自然体験支援のグループや学校、行政などが横の繋がりを大切にし、協力していくことが必要だと感じている。会員ひとり一人が持つノウハウを総動員し、豊かな自然環境を活かしたこの地域ならではの教育支援の機会を増やしていけたら」。そう語る視線は、子どもたちの豊かな未来を見据えている。

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