資源循環局緑事務所 児童に「食品ロス削減」訴え 鴨居小で出前講演
資源循環局緑事務所は17日、市立鴨居小学校の全校児童に向けた出前講演を行い、食品ロス削減を訴えた。未来を担う子どもたちにごみ削減を訴えることで2025年までの長期的なごみ減量計画に対応していきたいとしている。
「食べずに捨ててしまう食品を減らそう」――。
鴨居小学校(大森英司校長/児童数477人)での出前講演はごみ削減を訴え各地で啓発活動を行っている同事務所と、子どもたちの心に残る環境学習をと考える同小学校との協力で実現した。区内の小学校で全校児童に対しごみ削減について訴えるのは初めての試み。
講演では資源循環局職員がスライドやパネルなどを用い、食品ロスの削減について児童らに語りかけた。職員が「1kgの豚肉を廃棄するとその飼育にかかる7kgの飼料と1万2600リットルの水が無駄になると言われている。皆さんも残さず食べ、家庭ででる食品ロスを減らして欲しい」と話すと、児童は真剣な面持ちで耳を傾けた。
キャラクターが登場
講演の後には、「ヨコハマ3R夢プラン」のキャラクターの「イーオ」、「3R夢戦隊シボレンジャー」が登場した。
同事務所の石倉保男所長は「今日の講演をきっかけに、子どもたちの心に食品ロスを減らそうという意識が芽生えてくれたら。食育の観点から考えても、子どもたちへの啓発活動はとても有効だと考える。今後も各地でこのような機会を増やし、大人も子どもも一緒になって取り組める環境をつくっていきたい」と話していた。
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